2026.08.10
WordPressのセキュリティ対策|店舗・中小企業が今すぐ確認したい5つのこと
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「ホームページはWordPressで作ったけれど、その後の更新やセキュリティ対策を誰が見ているのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。この記事では、釧路・札幌を中心に道内全域でWebサイト制作を行う東洋ビル開発 デジタルソリューション事業部が、WordPressでホームページを運営する店舗・中小企業の方向けに解説します。専門知識がなくてもご自身で確認できるセキュリティ対策のポイントを、5つに整理しました。
なぜ今、WordPressのセキュリティ対策を確認しておきたいのか
2026年7月、WordPress本体に重大な脆弱性が見つかり、公式から修正版(7.0.2 / 6.9.5 / 6.8.6)が公開されました。影響を受けるのは 6.8.0〜6.8.5、6.9.0〜6.9.4、7.0.0〜7.0.1 のバージョンです。重大性を踏まえ、WordPress.org 側で自動更新(強制更新)も有効化されました。日本でもIPA(情報処理推進機構)が2026年7月22日に注意喚起を公開し、悪用されるとサイトの改ざんや不正なプログラムの実行につながる恐れがあるとしています。
お伝えしたいのは「危ないから急いで」ということではなく、設定やサーバー環境によっては自動更新が届かず、古いバージョンのまま動き続けている場合がある、という一点です。まずはご自身のサイトの状態を一度確かめてみてください。
なお、本記事は最終確認日: 2026年8月6日時点の情報です。脆弱性に関する情報は日々更新されるため、最新の状況は必ず公式の発表をご確認ください。
WordPressサイトで今すぐ確認したい5つのこと
どれも管理画面を開くか、制作会社にたずねれば分かることです。
1. WordPress本体・プラグイン・テーマが最新になっているか
管理画面にログインし、左メニューの「更新」を開くと、本体・プラグイン・テーマのそれぞれに更新があるかが一覧で表示されます。「ツール」内の「サイトヘルス」でも、更新漏れなどが指摘されます。まずは「更新が必要」の表示が出ていないかを見るだけでも構いません。
2. 使っていないプラグイン・テーマを削除する
過去に試したまま「停止中」になっているプラグインやテーマはないでしょうか。停止していてもファイル自体はサーバーに残り、更新もされないまま古い状態で置かれます。使う予定がないものは、停止ではなく削除しておくほうが安心です。
3. 管理者アカウントのパスワードと2段階認証
他のサービスと同じパスワードを使い回していないか、退職した担当者や以前の関係者のアカウントが残っていないかを見直します。今関わっている人だけがログインできる状態にしておくのが基本です。可能であれば2段階認証も設定しておくと、より安全です。
4. バックアップがどこにあるかを把握しておく
「バックアップは取っていますか」と聞かれて「たぶん」となる状態が心配です。誰が・どこに・いつの時点のものを・いつまで保存しているのか。この4つに答えられるかがひとつの目安になります。万一のとき、戻せるデータがあるかどうかで負担は大きく変わります。
5. 「誰が更新の責任を持つか」を決めておく
制作会社との契約に公開後の更新作業が含まれているのか、公開の時点で契約は完了しているのか。ここが曖昧だと、お互いに「相手が見ているはず」と思ったまま時間が過ぎてしまいます。契約書や見積書を見返し、分からなければ制作会社に確認しましょう。会社選びの段階で運用サポートをどう見るかは、札幌の店舗・中小企業向け|ホームページ制作会社の選び方と費用の考え方でも解説しています。
「作って終わり」のホームページで起こりがちなこと
更新されないまま放置されたホームページでは、次のようなことが起こる場合があります。
- サイトの改ざん: 見覚えのない文章やリンクが埋め込まれ、閲覧者が別のサイトへ誘導されることがあります。
- 検索結果やブラウザでの警告表示: 危険なサイトと判断されると警告が表示され、お客様がたどり着けなくなる場合があります。
- 問い合わせ窓口としての信用の低下: 取引先やお客様が最初に見る場所だからこそ、不審な表示は会社の印象に影響します。
いずれも必ず起きるというものではありません。ただ、起きてしまうと復旧に時間と費用がかかり、その間ホームページは営業の役に立ちません。更新は、遠回りを避けるための日常の点検だとお考えください。
WordPressサイトの運用保守という選択肢
ここまでの5つをご自身で回せるのが理想ですが、本業のかたわら毎月の確認を続けるのは簡単ではありません。社内で担当を決めるか、外部に任せるか、無理なく続けられるほうを選ぶのが現実的です。
東洋ビル開発 デジタルソリューション事業部では、WordPressサイト運用保守として、更新・セキュリティ対策・バックアップを一貫してサポートしています。酒販店・卸売業・建築関係・飲食店など、道内の店舗・会社の制作実績一覧はこちらからご覧いただけます。
まとめ:まずは「バージョンが最新か」の確認から
WordPressのセキュリティ対策は、①更新、②不要なプラグイン・テーマの削除、③管理者アカウントの整理、④バックアップの把握、⑤更新の責任者を決める、の5つが土台になります。すべてを一度に整える必要はありません。まずは管理画面を開き、バージョンが最新かを確かめるところからで十分です。道内でWordPressサイトの運用や保守にお悩みの方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。